緑黄色野菜の意外な落とし穴 2
最近では、β-カロチンは口腔ガンなどには非常に効果がありますが、喫煙者にこの錠剤を与え続けたところ、逆に肺ガンが少し増えたというデータも出てきました。
もともとはタバコの害なのでしょうが、β-カロチンがなんらかの"追い風"となっているようなのです。
緑黄色野菜には意外な落とし穴もあります。
たとえば生のニンジンには、ビタミンCを壊すという大きな欠点があります。
ダイコンおろしとニンジンおろしを混ぜた紅葉おろしを作ると、ビタミンCが消えてしまうのです(保持するためには酢またはレモンを入れます)。
野菜ジュースにニンジンを混ぜても、同じくビタミンCが消えてしまいます。
また、ホウレンソウはアクが強いので、要注意。
アクの部分にある有害物質・シュウ酸が膀胱や腎臓に結石を作ります。
たび重なる品種改良で栄養的な偏りができた野菜も多いのです。
ホウレンソウなどは1950年発表の食品成分表での栄養量と現在の栄養量を比べると、西洋種中心になったこともあって、100g中、ビタミンCが150㎎から65㎎へ、ビタミンAが800IUから170IUへと減少しています。